観賞魚用ヒーター 安全問題について |
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ニュースなどで報道されていましたので、ご存知の方も多いかと思いますが、
平成22年7月12日 経済産業省から、GEX株式会社から発売された サーモスタット付きヒーターに
ついて、リコールの命令が出されています。
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弊社では以前より、GEX製のヒーター・サーモスタットについて信頼していませんでしたので、
取扱、販売実績はありません。
GEXのリコール問題以前から、観賞魚用ヒーターが関連した火災は、決して少なくありません。
観賞魚用品のなかで、最も危険な製品であることを販売者、使用者があらためて
意識しなければならない時期に入りました。
業界として初めてのリコール命令にともない、ヒーター・サーモによる火災・事故防止のために、
メーカー各社は様々な対策を本格的に進めることになりました。
2011年より各製品はリニューアルを進め、より安全性の高い、発火しにくい構造になり、
2012年には業界統一の安全ガイドラインの発表を目標としています。
弊社取り扱い商品では、「エヴァリス EVサーモ600WR」がリニューアルします。
センサー先端が水面から出た状態で使用すると、自動的にヒーターへの通電を遮断します。
ガイドラインに上げられるであろうと予想する内容
■サーモのセンサーが水面から出ると通電を停止する。
■破裂・漏電の可能性の高い300/500Wの高ワット数のヒーターは発売中止。
※150W×2本=300Wなど、本数を増やして対応する。
■ヒーター管を石英管に統一する。
■ヒーター管の両サイドの樹脂は発火しない素材にする。
■ヒーター管に紙を撒いて通電しても発火しない構造にする。
■ヒーター管が直接、水槽本体や内容物に触れないように、不燃性のヒーターカバーの取付を義務付ける。
より安全性が高くなる半面、製造コストが大幅に高騰。それは販売価格に反映されます。
将来的に安全性を満たした製品だけしか流通できなくなると、それらの販売価格は、
200Wのセットで実売10000〜15000円になると計算されています。
これからは、ヒーター・サーモスタットは水槽より高い製品になる可能性があり、
使用期間は1シーズン、1年を目途に取り換える消耗品であることを心に留めておいてください。
業界の統一ガイドラインが具体的に決定しましたら随時、お知らせいたします。
FRP水槽でヒーター・サーモをご利用のお客様へ
弊社のお客様、当ホームページをご覧になられている方は、FRP水槽でヒーター・サーモを
使用するのは普通のことと思われているかと思います。
ヒーター・サーモのメーカー側からすると、一般的な家庭におかれているガラス/アクリル水槽とは
かけ離れた特殊な使用方法に該当する見方があります。
FRPという素材は、実は非常に発火しやすい可燃物です。
メーカーが想定する以上に、ヒーターを空焚きした場合は短時間で発火します。
それも水槽自体が燃えるのです。
万が一、ヒーター・サーモを正しい使い方で発火、火災が発生しても、特殊な使用方法に該当すると
判断される可能性が高く、補償されないと考えられます。
原則的に湿度が少なく、空焚きにさえしなければ安全な製品です。
説明書をもう一度読み返して頂き、正しい使い方を心がけてください。
弊社の今後の対策
製品の値上げは絶対に避けられません。一般的に流通している規格品を販売していては、
お客様が納得する価格での供給は難しいと考えています。かといって危険性の高い製品を
供給することもできません。
それらの問題を解決する方法として、国内大手ヒーター・サーモのメーカーへOEM生産を依頼、
大量発注で原価・売価を下げる打ち合わせを行っています。
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事故情報詳細 経済産業大臣により公表された事故内容です。
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管理番号 |
A200800007 |
事故発生日 |
2007/12/31 |
報告書受理日 |
2008/04/01 |
製品名 |
水槽用サーモスタット付ヒーター |
機種・形式 |
オートヒーターミニミニ(消費電力はniteにて調査中) |
事業者名 |
川竹エレクトロニクス株式会社 |
事故発生場所 |
岡山県 |
人的被害概要 |
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事故の内容
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留守宅で火災が発生し、当該製品を含む水槽周辺と設置してい
た出窓及び壁の一部を焼損した。
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事故の原因
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調査の結果、事故品を水槽内に設置した際、取扱説明書で禁止
されている、当該製品をななめに設置する状況であったことに加
えて、水量管理が適切に行われていなかったことから、安全装置
が働きにくい状態に置かれたため、ヒーター内部の温度が高まっ
た。
この影響で、基板部の電源コード芯線のハンダ付け部付近で異
極間放電に起こったものとみられるが、発火するまで異極間放電
が継続するに至った原因は特定できなかった。
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再発防止策
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これまで同一機種による類似事故の発生がないことから、引き続
き同様の事故発生について注視していくとともに、必要に応じて
対応を行うこととする。
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事故情報詳細 経済産業大臣により公表された事故内容です。
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管理番号 |
A200800349 |
事故発生日 |
2008/06/23 |
報告書受理日 |
2008/07/02 |
製品名 |
水槽用ヒーター |
事故発生場所 |
大阪府 |
人的被害概要 |
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事故の内容
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当該製品付近から出火する火災が発生し、飼育していた小動物
等が焼死した。現在、原因を調査中
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事故情報詳細 経済産業大臣により公表された事故内容です。
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管理番号 |
A200800399 |
事故発生日 |
2008/06/07 |
報告書受理日 |
2008/07/17 |
製品名 |
水槽用サーモスタット付ヒーター |
機種・形式 |
コンパクトスリムオートヒーター300(ジェックス株式会社ブランド) |
事業者名 |
バラシマ工業株式会社(倒産)(ジェックス株式会社ブランド) |
事故発生場所 |
大阪府 |
人的被害概要 |
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事故の内容
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当該製品を使用中に水温調整ダイヤルから電源コードにかけて
樹脂や基板が焼損した。
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事故の原因
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事故の原因は、当該製品の温度コントローラーの内部において、
基板のリード線のはんだ付けの接続不良により、基板上で異常
発熱が生じ、当該製品から発火したものと推測されたが、基板の
一部が焼失しており、発火に至った原因を特定することが出来な
かった。
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再発防止策
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販売事業者であるジェックス株式会社では、類似の構造を有する
水槽用サーモスタット付ヒーターについて、今後も同様な事故が
発生するおそれがあることから、平成22年7月12日、プレスリリ
ースを行うとともに、同社のホームページに情報を掲載して使用
者に周知し、対象製品について、製品の回収及び対策品との無
償交換を実施している。
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事故情報詳細 経済産業大臣により公表された事故内容です。
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管理番号 |
A200800738 |
事故発生日 |
2008/09/27 |
報告書受理日 |
2008/10/24 |
製品名 |
水槽用サーモスタット付きヒーター |
事故発生場所 |
香川県 |
人的被害概要 |
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事故の内容
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当該製品付近から出火する火災が発生した。出火元も含め、現
在、原因を調査中。
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事故情報詳細 経済産業大臣により公表された事故内容です。
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管理番号 |
A200801380 |
事故発生日 |
2009/01/28 |
報告書受理日 |
2009/03/23 |
製品名 |
水槽用ヒーター |
事故発生場所 |
三重県 |
人的被害概要 |
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事故の内容
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延長コードに接続していた当該製品のプラグ付近から出火する火
災が発生し、床の一部が焼損した。出火元も含め、現在、原因を
調査中。
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事故情報詳細 経済産業大臣により公表された事故内容です。
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管理番号 |
A200900239 |
事故発生日 |
2009/06/04 |
報告書受理日 |
2009/06/26 |
製品名 |
水槽用サーモスタット付ヒーター |
事故発生場所 |
山形県 |
人的被害概要 |
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事故の内容
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当該製品を水槽で使用していたところ、電源を取っていた延長コ
ードの接続部付近から発火した。現在、原因を調査中。
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事故情報詳細 経済産業大臣により公表された事故内容です。
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管理番号 |
A200900376 |
事故発生日 |
2009/05/04 |
報告書受理日 |
2009/08/06 |
製品名 |
水槽用ヒーター |
事故発生場所 |
岡山県 |
人的被害概要 |
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事故の内容
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火災が発生し、現場に当該製品があった。出火元も含め、現在、
原因を調査中。
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事故情報詳細 経済産業大臣により公表された事故内容です。
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管理番号 |
A200900596 |
事故発生日 |
2009/10/17 |
報告書受理日 |
2009/10/26 |
製品名 |
水槽用サーモスタット付ヒーター |
事故発生場所 |
三重県 |
人的被害概要 |
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事故の内容
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当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。出火
元も含め、現在、原因を調査中。
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事故情報詳細 経済産業大臣により公表された事故内容です。
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管理番号 |
A200900626 |
事故発生日 |
2009/10/17 |
報告書受理日 |
2009/11/06 |
製品名 |
水槽用サーモスタット付ヒーター |
機種・形式 |
コンパクトスリムオートヒーター300(ジェックス株式会社ブランド) |
事業者名 |
バラシマ工業株式会社(倒産)(ジェックス株式会社ブランド) |
事故発生場所 |
新潟県 |
人的被害概要 |
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事故の内容
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当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。
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事故の原因
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事故の原因は、当該製品の温度コントローラーの内部において、
基板のリード線のはんだ付けの接続不良により、基板上で異常
発熱が生じ、発火したものと考えられる。
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再発防止策
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販売事業者であるジェックス株式会社では、類似の構造を有する
水槽用サーモスタット付ヒーターについて、今後も同様な事故が
発生するおそれがあることから、平成22年7月12日、プレスリリ
ースを行うとともに、同社のホームページに情報を掲載して使用
者に周知し、対象製品について、製品の回収及び対策品との無
償交換を実施している。
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事故情報詳細 経済産業大臣により公表された事故内容です。
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管理番号 |
A200900688 |
事故発生日 |
2009/11/19 |
報告書受理日 |
2009/11/26 |
製品名 |
水槽用サーモスタット付ヒーター |
機種・形式 |
ICオートヒータートラスティ300(ジェックス株式会社ブランド) |
事業者名 |
バラシマ工業株式会社(ジェクス株式会社ブランド) |
事故発生場所 |
愛知県 |
人的被害概要 |
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事故の内容
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水槽に設置していた当該製品から発火し、当該製品
が焼損した。現在、原因を調査中。
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事故情報詳細 経済産業大臣により公表された事故内容です。
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管理番号 |
A200900798 |
事故発生日 |
2009/12/16 |
報告書受理日 |
2009/12/24 |
製品名 |
水槽用サーモスタット付ヒーター |
事故発生場所 |
大阪府 |
人的被害概要 |
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事故の内容
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当該製品及び周辺が焼損する火災が発生した。出
火元も含め、現在、原因を調査中。
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事故情報詳細 経済産業大臣により公表された事故内容です。
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管理番号 |
A200900873 |
事故発生日 |
2009/12/25 |
報告書受理日 |
2010/01/14 |
製品名 |
水槽用ヒーター |
事故発生場所 |
山形県 |
人的被害概要 |
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事故の内容
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当該製品を入れていたアクリル樹脂製の水槽が、何らか
の原因により水が抜け、空焚き状態となり、周辺が焼損
した。現在、原因を調査中。
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事故情報詳細 経済産業大臣により公表された事故内容です。
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管理番号 |
A201000090 |
事故発生日 |
2010/03/15 |
報告書受理日 |
2010/04/28 |
製品名 |
水槽用サーモスタット付ヒーター |
事故発生場所 |
宮城県 |
人的被害概要 |
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事故の内容
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当該製品及び周辺が焼損する火災が発生した。出火元も含め、
現在、原因を調査中。
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事故情報詳細 経済産業大臣により公表された事故内容です。
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管理番号 |
A201000281 |
事故発生日 |
2010/06/03 |
報告書受理日 |
2010/07/05 |
製品名 |
水槽ヒーター用サーモスタット |
事故発生場所 |
神奈川県 |
人的被害概要 |
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事故の内容
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当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した。出火元も含め、
現在、原因を調査中。
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